2015年の音楽イベント活動を振り返って

2015年は、音楽イベントの開催にチャレンジしました。
音楽家でもない自分が、音楽イベントを開催するというのも妙な話ですが、父の作品に関心を持っていただく方が一人でも増えたら良いな…と思いイベントを企画しました。
小津作品の神話的とも言える人気に伴い、小津映画音楽に興味を持つ人も徐々に増えてきているように思います。

まず、10月3日に大阪のいずみホールで開催されたセンチュリー交響楽団のコンサートから始まり、10月24日、25日の駒沢、12月12日の御茶ノ水、12月16日に再び駒沢のライブハウスでの音楽イベントを自主開催しました。

センチュリー_20151003

自主開催のイベントでは、主催者として裏方に徹するつもりでしたが、MCの真似事やナレーションを行うなど、イベントの重要なパートを受け持つこととなり、随分と冷や汗をかくことになりました。
結果的には、割と楽しい経験にもなり、自分もこのような形でイベントに参加することができるのか…という新たな発見にも繋がりました。
思いもよらず、私の語りが良かった等と仰ってくださる方もいらしたりして、今後のイベント活動の励みにもなりました。

朝日新聞_2014xxxx

振り返ってみると、最大の課題はやはり集客でした。
そもそも知名度がありませんから、朝日新聞と東京新聞に記事を掲載していただいたことは、最も集客効果が高かったのではないでしょうか。
新聞の影響力は、依然として大きいですね。
ネットの集客サイトにもいくつか登録しましたが、ほとんど効果はありませんでした。

朝日新聞_20151019

ブログやフェイスブックにも記載しましたが、元々アクセス数が少なく人気の無いコンテンツですから、こちらも限りなく集客力はゼロに近かったと言って良いでしょう。

客層としては、小津映画の愛好家、邦画や映画音楽に興味がある方など、割にコアな人たちであったと思われます。
今後は、必ず松竹と全国小津安二郎ネットワーク、古石場文化センター等の協力を仰ぐのが得策ではないかと思います。

東京新聞_20151204

思い切ってターゲット層を絞り込んだマーケティングの方が手堅いのかも知れません。
また、2016年は地方都市でのイベント開催も企画してみたいと考えています。

もしかすると、海外からオファーがあるかも知れません。
実は、フランス在住の著名なピアニストの方とも連絡を取り合っており、もしかすると…まだ分かりませんが(笑)。

動画について

①ブルー・インパルス ②オーバー・ザ・ギャラクシー ③オンリー・ワン・アース ④輝く銀嶺 ⑤東京物語(吹奏楽アレンジ) ⑥彼岸花(吹奏楽アレンジ) ⑦秋刀魚の味(吹奏楽アレンジ)

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