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カボチャ
斎藤達雄 坂本武
1928年8月31日公開。
脚本、ネガ、プリントなし。
カボチャは、小津安二郎第4作目の監督作品である。
1928年(昭和3年)に公開され、小津自身は25歳であった。
晩年、「自作を語る」の中では、次のように述べていた。
「これは大変短い写真でしたね。
だが、この頃じゃないかな、コンティニュイティの建て方というものが自分でようやく判りかけて来たのは。」
(引用:「自作を語る」)
■ストーリー
斎藤達雄(山田藤助)と日夏百合絵(かな子)が夫婦を演じ、小桜葉子(ちえ子)がその娘、坂本武が山田の勤める会社の社長を演じた。
ホームドラマであり、サラリーマンもののナンセンス喜劇でもある。当時のキネマ旬報では、「短編喜劇の中では、ストーリー、ギャグ、配役などの点において優れた作品である。」と評している。
斎藤達雄・・・山田藤助
日夏百合絵・・・かな子
半田日出丸・・・一雄
小桜葉子・・・ちえ子
坂本武・・・社長