≫「結婚学入門」解説頁へ
斎藤達雄 栗島すみ子

1930年1月5日公開。
脚本現存、ネガ、プリントなし。
結婚学入門は、小津安二郎第13作目の監督作品である。
1930年(昭和5年)に公開され、小津自身は27歳であった。
晩年、「自作を語る」の中では、次のように述べていた。

「この作品の前に「生きる力」というのを僕の作品目録にいれてるのがあるが、あれは宣伝発表をしただけで、実は脚本も書いてないんだ。
この「結婚学入門」は正月物だから、実際の製作は昭和四年です。
まあ正月物としては凡そ地味な話だった。
栗島すみ子をはじめて使った写真でね。」
(引用:「自作を語る」)

■ストーリー
歯科医の竹林晋一郎と妻の峯子は、倦怠期を迎えていた。二人は、気分転換を図るため温泉旅行に出かけた。帰りの列車の中で、晋一郎は魅力的な女性が落としていった手袋を拾う。

手袋の持ち主は北宮寿子といい、東京で大学教授をしている夫光夫と暮らしていた。この夫婦も倦怠期だった。寿子は歯の痛みに悩まされていた。

寿子は光夫の勧めにより、竹林歯科診療所へ行ってみることにした。そこで、思いがけず寿子と晋一郎は再会した。晋一郎は寿子へ好意を抱いた。

その夜、晋一郎は偶然バーで光夫と知り合い意気投合した。光夫は晋一朗を自宅に招待したが、妻寿子を見て仰天した晋一郎はその場から逃げ出してしまった。不審に思った光夫は、寿子を問い詰めた。寿子は、もう別れたいと言った。

妻と晋一郎との関係を疑った光夫は、竹林家を訪ねた。晋一郎は、列車で偶然寿子の手袋を拾い、寿子に好意を抱いたのは事実だが、寿子は光夫に対しずっと誠実であったと言い、拾った手袋を渡した。

寿子は、京都で暮らす父親に会うため列車に乗った。彼女が食堂車へ行くと、そこには光夫が手袋を持って待っていた。二人はようやく仲直りすることができた。

斎藤達雄・・・北宮光夫
栗島すみ子・・・妻寿子
奈良真養・・・兄
高田稔・・・竹林晋一郎
龍田静枝・・・妻峯子
吉川満子・・・バーのマダム

sight-and-art.org

動画について

①ブルー・インパルス ②オーバー・ザ・ギャラクシー ③オンリー・ワン・アース ④輝く銀嶺 ⑤東京物語(吹奏楽アレンジ) ⑥彼岸花(吹奏楽アレンジ) ⑦秋刀魚の味(吹奏楽アレンジ)

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