あしたの風(NHK長編ドラマ)
「あしたの風」は朝の連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」の第2作目にあたり、1962年(昭和37年)4月2日から翌1963年(昭和38年)3月30日まで、約一年間に亘りNHKで放送されました。瀬戸内海の小豆島を舞台にした、人々の愛と善意を描いた物語です。
壺井栄の短篇小説を題材としており、「風」「右文覚え書」「母のない子と子のない母と」「あしたの風」「雑居家族」などの作品を、一つの長編ドラマ化したものでした。映像は残念ながら保存されていませんが、幸いテーマ音楽の楽譜と音源は残されていました。
ここでも、斎藤高順による“小津調”を彷彿とさせる音楽を聴くことができ、思わず笑みがこぼれてしまいます。朝ドラ「NHK連続テレビ小説テーマ集」の46曲目に収録されており、イントロ部分だけですが試聴もできます。
NHK・TVドラマ「あしたの風」主題曲/コロムビア・ローズ
作詩:西条八十
作曲:斎藤高順
演奏:コロムビア・オーケストラ
あしたの風(コロムビア・ローズ)
風の旅路(コロムビア・ローズ)
NHK連続テレビ小説「あしたの風」
《キャスト》
安江・・・渡辺富美子
夫・文吉・・・増田順司
姪・音枝・・・小畑絹子
孤児・文吉・・・長島光男
アカネ・・・川口知子
アカネの母なつ子・・・浅茅しのぶ
俊三・・・矢野宣
小織・・・青山紀子
松枝・・・三戸部スエ
哲夫・・・大塚周夫
織田政雄
磯村みどり
七尾伶子
中村雅子
幸田弘子
戸田皓久