「小津が生きた時代の昭和歌謡」(参考音源)

2023年秋に開催を予定している「小津安二郎生誕120周年記念コンサート(仮称)」の特集コーナーとして、「小津が生きた時代の昭和歌謡」を考えています。小津監督が活躍していた時代は銀幕歌謡が流行っていた時期でもあり、映画の主題歌から数々のヒット曲が生れました。

また、あの時代は映画の主題歌以外にも優れた楽曲が多く、元々クラシック音楽の素養がある歌手による見事な歌声を聴くことができます。「小津が生きた時代の昭和歌謡」コーナーの演奏候補として、以下に数曲セレクトしてみました。良い曲が沢山あるので、関係者と協議の上、5曲ほどに絞り込んでいこうかと思います。


※7、11(11/12公演では、オーケストラによるメドレー)
※3、5、12、13、14(11/12公演では、コーラス+オーケストラによるメドレー)

蒲田行進曲

監督:五所平之助
歌 :川崎豊、曽我直子
作詞:堀内敬三
作曲:ルドルフ・フリムル
公開:1929年(昭和4年)『親父とその子』(松竹)

東京ラプソディー

歌 :藤山一郎
作詞:門田ゆたか
作曲:古賀政男
発売:1936年(昭和11年)

旅の夜風

監督:野村浩将
歌 :霧島昇、ミス・コロムビア
作詞:西條八十
作曲:万城目正
公開:1938年(昭和13年)『愛染かつら』(松竹)

テネシーワルツ

歌 :江利チエミ
訳詞:和田壽三
作曲:ピー・ウィー・キング
発売:1946年(昭和21年)

リンゴの唄

監督:佐々木康
歌 :並木路子、霧島昇
作詞:サトウハチロー
作曲:万城目正
公開:1946年(昭和21年)『そよかぜ』(松竹)

胸の振子

監督:斎藤寅次郎
歌 :霧島昇
作詞:サトウハチロー
作曲:服部良一
公開:1947年(昭和22年)『見たり聞いたりためしたり』(東宝)

東京ブギウギ

歌 :笠置シヅ子
監督:山本嘉次郎
作詞:鈴木勝
作曲:服部良一
公開:1947年(昭和22年)『春の饗宴』(東宝)

夢淡き東京

監督:小田基義 
歌 :藤山一郎
作詞:サトウハチロー
作曲:古関裕而
公開:1947年(昭和22年)『音楽五人男』(東宝)

ボタンとリボン

監督:ノーマン・Z・マクロード
歌 :池真理子
作詞・作曲:レイ・エヴァンス、ジェイ・リビングストン
訳詞:鈴木勝
公開:1948年(昭和23年)『腰抜け二挺拳銃』(パラマウント)

東京の屋根の下

歌 :灰田勝彦
作詞:佐伯孝夫
作曲:服部良一
発売:1948年(昭和23年)

銀座カンカン娘

監督:島耕二
歌 :高峰秀子
作詞:佐伯孝夫
作曲:服部良一
公開:1949年(昭和24年)『銀座カンカン娘』(東宝)

青い山脈

監督:今井正
歌 :藤山一郎、奈良光枝
作詞:西條八十
作曲:服部良一
公開:1949年(昭和24年)『青い山脈』(東宝)

東京キッド

監督:斎藤寅次郎
歌 :美空ひばり
作詞:藤浦洸
作曲:万城目正
公開:1950年(昭和25年)『東京キッド』(松竹)

君の名は

監督:大庭秀雄
歌 :織井茂子
作詞:菊田一夫
作曲:古関裕而
公開:1952年(昭和27年)『君の名は』(松竹)

カルメン純情す

監督:木下恵介
歌 :織井茂子
作詞:木下忠司
作曲:黛敏郎
公開:1952年(昭和27年)『カルメン純情す』(松竹)

上を向いて歩こう

歌 :坂本九
作詞:永六輔
作曲:中村八大
発売:1961年(昭和36年)

スーダラ節

監督:弓削太郎
歌 :植木等
作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶
公開:1962年(昭和37年)『スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ』(大映)

動画について

①ブルー・インパルス ②オーバー・ザ・ギャラクシー ③オンリー・ワン・アース ④輝く銀嶺 ⑤東京物語(吹奏楽アレンジ) ⑥彼岸花(吹奏楽アレンジ) ⑦秋刀魚の味(吹奏楽アレンジ)

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