『浮草物語』活弁シネマコンサート【浮草物語×浮草】小津サイレントの傑作がシネマコンサートになって甦る!

『浮草物語』活弁シネマコンサート
日時:9/27(金)18:30開場、19:00開演
会場:北とぴあつつじホール
住所:東京都北区王子1丁目11-1
電話:03-5390-1100
https://www.hokutopia.jp/

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
https://soundtrack-of-ozu.info/topics/3713
【お申込みフォーム】
https://ws.formzu.net/fgen/S559602243/
活弁シネマコンサートチラシ
ユニバーサル映画祭チラシ

世界初!活弁シネマコンサート開催決定!!浮草物語×浮草

フランスでも大人気の小津安二郎だが、最近では戦前に発表したサイレント作品にも関心が高まっており、サイレント映像にクラシックの演奏家が、独自の解釈で即興演奏を付けて鑑賞する試みが行われている。
2024年5月に、東京国際フォーラムで開催された「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」では、小津安二郎監督のサイレント映画『和製喧嘩友達』と『突貫小僧』が上映され、映像に合わせてフランスの若手ピアニス卜、ジャン・バティスト・ドゥルセによる即興演奏が繰り広げられた。
日本の活弁文化とは異なる、フランス人アーティストによる小津サイレントへの新しい試みに、会場は大きな拍手に包まれた。

昨年(2023年)、斎藤高順が音楽を担当した小津映画7作品(東京物語、早春、東京暮色、彼岸花、浮草、秋日和、秋刀魚の味)の主題曲をオーケストラ演奏で再現する「小津映画×斎藤高順メモリアルコンサート」が小津監督と斎藤の生まれ故郷である深川「ティアラこうとう」で開催された。
https://soundtrack-of-ozu.info/topics/3313
斎藤高順生誕100周年(2024年)の今年、かねてより念願であった小津映画のシネマコンサートを実現するチャンスが訪れた。

「小津映画のシネマコンサートは不可能である。なぜならば、小津映画における音楽は言わば隠し味的な存在であって、決して前面に出るものではないからである」

これは、最後の小津組メンバーだった山内静夫先生のお考えであったと映画関係者からお聞きしたことがある。
山内先生の仰る通り、小津映画の音楽は決して目立つものではなく、映像を下支えする存在であることは、小津映画ファンの誰もが納得する意見と言えるであろう。
以前、一度だけ『浮草』のシネマコンサートに関する企画が持ち上がったことがあった。
いつの間にかこの企画は立ち消えになったが、今回は『浮草』の元となる『浮草物語』の存在に着目することとなったのである。
『浮草物語』に『浮草』の劇中音楽を当てはめたら一体どうなるのか…という突拍子もない企画が浮上したのである。

両作品を繰り返し観ていくうちに、音楽が当てはまりそうなシーンの見当は付いてきたが、『浮草』の劇中音楽は本編約120分のうち約30分ほどで、他の小津作品同様に音楽が少ないうえ、セリフも少なめで微妙な間や静寂に包まれたシーンが多く含まれることを改めて実感することになった。
活弁を鑑賞した経験がある方ならばお分かりになると思うが、活弁では弁士と楽士が絶えず何らかの音を発していて、小津映画に見られるような間や静寂とは相容れないことがほとんどではないかと考えられる。

今回の活弁シネマコンサートでも、そこが一番の懸念点であり、またチャレンジでもある。
小津映画らしさを出すためには、間や静寂なシーンは欠かせないが、活弁シネマコンサートにおいて、それは果たしてどのような影響を及ぼすのか…。
活弁の世界に一石を投じることになるのか、または無謀なチャレンジに終わってしまうのか…。
すべての小津ファン、映画ファンに生で目撃していただきたい、チャレンジブルなイベントとなることは間違いないだろう!

2024年9月27日(金)18:30開場、19:00開演、北とぴあつつじホールにて開催、世界初!『浮草物語』活弁シネマコンサートへどうぞお越しください。
皆さまのご来場を、心よりお待ち申し上げます。

【お申込みフォーム】
https://ws.formzu.net/fgen/S559602243/
活弁シネマコンサートチラシ
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sight-and-art.org

動画について

①ブルー・インパルス ②オーバー・ザ・ギャラクシー ③オンリー・ワン・アース ④輝く銀嶺 ⑤東京物語(吹奏楽アレンジ) ⑥彼岸花(吹奏楽アレンジ) ⑦秋刀魚の味(吹奏楽アレンジ)

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