過去の記事一覧

  • 「秋刀魚の味」新発見

    正月、我が家に親族が集まり、皆で「秋刀魚の味」のDVDを観ていた時、あるシーンで意外な発見をしました。これまでに「秋刀魚の味」は何回も観ていましたが、全く気が付きませんでした。 笠智衆や北竜二らが、学生時代の恩師ヒ…
  • 小津組の宴席

    12月12日(月)、毎年小津監督の命日に行われている小津会へ初めて参加しました。小津会は、監督がお亡くなりになった翌年、小津組の皆さんが監督所縁のお店神田「ぼたん」に集まって、「偲ぶ会」を催したのが始まりだったそうですか…
  • ヨーロッパでの小津人気

    小津映画はヨーロッパでも大変人気がありますが、中でも『秋刀魚の味』をとても面白いと感じる人が多いようですね。これは、フランス在住のピアニスト伊藤隆之さんからお聞きしました。 『秋刀魚の味』は、フランス、イタリア、ス…
  • 保護中: 幻の小津山荘

    このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: …
  • 小津監督のお墓参りに行ってきました。

    お盆休み中、小津監督のお墓参りに行くつもりでしたが、あいにく悪天候のため行きそびれてしまいました。墓前にお供えするお酒も用意してありましたが、今年は行けないかな…と思いましたが、何となく気になっていました。 ところ…
  • 「秋刀魚の味のポルカ」にフランス語の歌詞が付きました♪

    小津安二郎監督作品『秋刀魚の味』の劇中で使われた「秋刀魚の味のポルカ」に、フランス語の歌詞が付きました。 パリの著名なシャンソン歌手兼俳優のフレデリック・ロンボア氏が、作詞と歌唱を担当しました。 「秋刀魚の味」の…
  • 二人の恩師、小津監督と信時先生

    信時潔先生は、父が東京音楽学校在学中に作曲をご指導いただいた恩師です。 父には生涯二人の恩師がおり、一人は小津安二郎監督であり、もう一人が信時潔先生でした。 私の兄(章一)は小津監督が名付け親であり、弟の潔は信時…
  • 日本映画音楽界の父 吉澤博

    先日、吉澤博氏のご遺族にお会いすることができました。 吉澤氏と私の関係は、私の母が吉澤氏の姉の娘(姪)に当たる親類です。 両親が亡くなってからは、親類とも疎遠になってしまいました。 吉澤氏には娘さんとお孫さんが…
  • 小津映画のパロディ 『変態家族 兄貴の嫁さん』とは

    周防正行監督から、「この作品のことには触れないで欲しい」というお願いがあったとか、なかったとかという話を聞いたことがありましたが、最近色々なところで周防監督ご自身が話されているので、恐らく大丈夫なのだろうと思い公…
  • 『東京物語』ニューデジタルリマスター版

    『東京物語』ニューデジタルリマスター版の存在は知っていましたが、これまで鑑賞したことはありませんでした。 観た人によると映像と音声が鮮明になり、登場人物の表情や画面の細部がよく見えるようになった上、効果音やBG…
  • 2015年の音楽イベント活動を振り返って

    2015年は、音楽イベントの開催にチャレンジしました。 音楽家でもない自分が、音楽イベントを開催するというのも妙な話ですが、父の作品に関心を持っていただく方が一人でも増えたら良いな…と思いイベントを企画しました。 小…
  • もののあはれを知る

    「物のあはれを知る 松坂経営文化セミナー」というイベントが2015年9月30日、東京日本橋の日本橋公会堂で開催されました。 サブタイトルは、~本居宣長と小津安二郎をむすぶ~とありました。 セミナー講師は、女優の中…
  • 小津安二郎の映画音楽コンサート開催決定!

    2015年10月24日(土)、25日(日)の両日、東京世田谷で「小津安二郎 弦楽トリビュート・コンサート」が開催されます。 小津映画トーキー以降の全作品を弦楽四重奏にアレンジし、魅惑のサウンドを一挙に生演奏します。 …
  • 小津安二郎ゆかりの地 北鎌倉探訪

    真夏の太陽が燦々と降り注ぐ中、汗をダラダラ流しながら北鎌倉駅より浄智寺を目指しました。 今日の目的は旧小津安二郎邸を探し当て、そのまま大仏ハイキングコースを踏破し、鎌倉大仏殿と長谷寺を見物、長谷駅から江ノ電で鎌倉駅まで…
  • 小津さんと呑む

    当たり前ですが、小津さんはすでに50年以上も前に亡くなっているので、現実的に小津さんと呑むなどということは有り得ないことです。 しかし、先日不可思議な体験をしました。 久しぶりに好天に恵まれた週末のこと、朝から外…
  • EXPO70 みどり館アストロラマ「前進」のテーマ(1/2)

    大阪万博(EXPO70)を知っている人は、いまや中高年の世代になりました。 私は当時小学生でしたが、あの頃のことは今でも記憶の片隅に残っています。 父(高順)が、みどり館アストロラマの「前進」という短編映画の音楽…
  • EXPO70 みどり館アストロラマ「前進」のテーマ(2/2)

    日本万国博覧会(EXPO70)が開催された1970年は、第二次世界大戦に敗れGHQによる占領期間を経て、戦後復興から高度経済成長を成し遂げた日本の最も輝かしい時代でした。 1960年、安保闘争で退陣した岸信介内閣の後任…
  • 小津安二郎と子供

    小津監督は生涯独身を通し、私生活では長い間母との二人暮らしでした。一方、小津映画は大家族を舞台としたものが多く、必然的に子供が登場する作品も沢山存在します。 小津監督は子役の扱いに定評があり、プライベートでも親戚や…
  • 小津安二郎サウンドトラックコレクション

    小津安二郎の映画音楽は、斎藤高順が起用される以前には伊藤宜二と斎藤一郎の二人が担当していました。 『父ありき』の音楽は彩木暁(彩木暁一と記載されている場合もある)と記録されていますが、後に彩木暁は斎藤一郎のペンネームで…
  • 日本のシネマ ~映画音楽作曲家のピアノ曲~

    花岡千春氏は、高名なピアニストであり国立音楽大学教授及び同大学院教授でもある気鋭の音楽学者です。 『日本のシネマ ~映画音楽作曲家のピアノ曲~』は、昭和の日本映画音楽界に偉大な足跡を遺した作曲家たちのピアノ独奏曲ばかり…

sight-and-art.org

動画について

①「東京物語」より主題曲~夜想曲 ②「早春」より主題曲 ③「東京暮色」よりサセレシア ④「彼岸花」より主題曲 ⑤「浮草」より主題曲~ポルカ ⑥「秋日和」より主題曲~ポルカ ⑦「秋刀魚の味」より主題曲~ポルカ~終曲

Translate

category

ページ上部へ戻る
Translate »