過去の記事一覧
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周防正行監督から、「この作品のことには触れないで欲しい」というお願いがあったとか、なかったとかという話を聞いたことがありましたが、最近色々なところで周防監督ご自身が話されているので、恐らく大丈夫なのだろうと思い公…
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『東京物語』ニューデジタルリマスター版の存在は知っていましたが、これまで鑑賞したことはありませんでした。
観た人によると映像と音声が鮮明になり、登場人物の表情や画面の細部がよく見えるようになった上、効果音やBG…
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2015年は、音楽イベントの開催にチャレンジしました。
音楽家でもない自分が、音楽イベントを開催するというのも妙な話ですが、父の作品に関心を持っていただく方が一人でも増えたら良いな…と思いイベントを企画しました。
小…
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「物のあはれを知る 松坂経営文化セミナー」というイベントが2015年9月30日、東京日本橋の日本橋公会堂で開催されました。
サブタイトルは、~本居宣長と小津安二郎をむすぶ~とありました。
セミナー講師は、女優の中…
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2015年10月24日(土)、25日(日)の両日、東京世田谷で「小津安二郎 弦楽トリビュート・コンサート」が開催されます。
小津映画トーキー以降の全作品を弦楽四重奏にアレンジし、魅惑のサウンドを一挙に生演奏します。
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真夏の太陽が燦々と降り注ぐ中、汗をダラダラ流しながら北鎌倉駅より浄智寺を目指しました。
今日の目的は旧小津安二郎邸を探し当て、そのまま大仏ハイキングコースを踏破し、鎌倉大仏殿と長谷寺を見物、長谷駅から江ノ電で鎌倉駅まで…
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当たり前ですが、小津さんはすでに50年以上も前に亡くなっているので、現実的に小津さんと呑むなどということは有り得ないことです。
しかし、先日不可思議な体験をしました。
久しぶりに好天に恵まれた週末のこと、朝から外…
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大阪万博(EXPO70)を知っている人は、いまや中高年の世代になりました。
私は当時小学生でしたが、あの頃のことは今でも記憶の片隅に残っています。
父(高順)が、みどり館アストロラマの「前進」という短編映画の音楽…
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日本万国博覧会(EXPO70)が開催された1970年は、第二次世界大戦に敗れGHQによる占領期間を経て、戦後復興から高度経済成長を成し遂げた日本の最も輝かしい時代でした。
1960年、安保闘争で退陣した岸信介内閣の後任…
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小津監督は生涯独身を通し、私生活では長い間母との二人暮らしでした。一方、小津映画は大家族を舞台としたものが多く、必然的に子供が登場する作品も沢山存在します。
小津監督は子役の扱いに定評があり、プライベートでも親戚や…
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小津安二郎の映画音楽は、斎藤高順が起用される以前には伊藤宜二と斎藤一郎の二人が担当していました。
『父ありき』の音楽は彩木暁(彩木暁一と記載されている場合もある)と記録されていますが、後に彩木暁は斎藤一郎のペンネームで…
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花岡千春氏は、高名なピアニストであり国立音楽大学教授及び同大学院教授でもある気鋭の音楽学者です。
『日本のシネマ ~映画音楽作曲家のピアノ曲~』は、昭和の日本映画音楽界に偉大な足跡を遺した作曲家たちのピアノ独奏曲ばかり…
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小津監督は「秋刀魚の味のポルカ」を大変気に入り、自分が詞を書くから宝塚の寿美花代あたりに歌わせてレコーディングしようと言われたそうです。当時、斎藤高順はあまり本気にはしていなかったようですが、小津監督は宝塚歌劇団とも親交…
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斎藤高順は、小津を最後に見舞ったとき次のように言われたそうです。
「斎藤君、ぼくの映画に作曲した楽譜は大事にとっておきなさいよ、きっとまた役に立つことがあるから。」
小津の言いつけ通り、楽譜は大切に保管さ…
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Moment String Quartet(モーメント・ストリング・カルテット)、通称「モメカル」という弦楽四重奏団が、小津映画の音楽を演奏している動画をyoutubeで見つけました。
「モメカル」は、2008年春…
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小津監督と斎藤高順にはいくつかの共通点がありました。二人とも東京深川の出身だったこと、若い頃に代用教員の経験があったこと、誕生日が近かったこと(小津12月12日、斎藤12月8日)などです。ちなみに、小津監督が最も寵愛した…
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無声映画では、楽しいシーンでは楽しい音楽、悲しいシーンでは悲しい音楽が演奏されたのだろうか?詳しいことは判らないが、マーチやポルカなど明るく陽気な音楽が演奏されていたのではないか。
ストーリーにはあまり関与せず、観…
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「サセレシア」は、小津監督にとって特にお気に入りの楽曲でした。最初に使われたのは、『早春』で池部良が病気の同僚増田順司を見舞うシーンに用いられ、続けて増田の葬式のシーンでは小さく流れました。
次作『東京暮色』では、…
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東京物語・彼岸花・お早よう・秋日和・秋刀魚の味 オリジナル・サウンドトラックは、小津監督の生誕110年を記念して、映像のニューデジタルリマスター版として順次発売される「東京物語」「彼岸花」「お早よう」「秋日和」「秋刀魚の…
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ようやく、BFI(英国映画協会)が運営するWebサイトの『Tokyo Monogatari』に関する記載ミスが訂正された。新たに『Takanobu Saito Filmography』のページが追加され、やっと父の仕事が…
動画について
①「東京物語」より主題曲~夜想曲 ②「早春」より主題曲 ③「東京暮色」よりサセレシア ④「彼岸花」より主題曲 ⑤「浮草」より主題曲~ポルカ ⑥「秋日和」より主題曲~ポルカ ⑦「秋刀魚の味」より主題曲~ポルカ~終曲